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2016年2月20日更新

電車通勤をなくし会社の近くに住むメリットについて考える

会社の近くに住むことのメリットは非常にたくさんあります。時間の使い方や電車通勤など、人は気づかないところで多くのストレスを感じています。ここでは会社の近くに住むことで生活がいかに快適になるかまとめてみました。

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住む場所は生活に大きな影響を与える

今回の引っ越しを機に、住む場所は非常に重要だと改めて感じました。どこに住むかによって生活スタイルをガラッと変えてしまうこともあります。

僕はこれまで会社までドアtoドアで55分ほどのところに住んでいたのですが、会社から徒歩8分のところに引っ越しました。

すでに引っ越しをしてから2ヶ月ほど経過しましたが、予想以上に快適な生活を送ることができています。今回はこの「快適な生活」を送れているのはどういうことかを考えてみました。

会社の近くに住むメリット

通勤時間を有効に使える

まずはなんといってもこれです。引っ越す前までは往復約2時間を通勤時間に使っていました。普通、通勤中にやることといえばスマホでニュースを読んだり、本を読んだりすることだと思います。しかし、私が使っていた電車は通勤時間にはかなり混雑しているため、スマホでニュースを見ることならまだしも、車内で本を広げることなどできませんでした。

それが今では通勤時間が往復で徒歩16分になり、一日に自由に使えるようになった時間が単純計算1時間半も増えたことになります。これはかなり大きな変化です。週5日働くと考えると1週間で7時間半、一ヶ月で約30時間も使える時間に余裕を持てるようになったのです。

30時間もあれば本を何冊も読むことができるし、語学の勉強もしっかりとできます。人生において最も大切なのは時間です。住む場所を変えるだけでこれだけの時間を作り出すことができるのです。

余計なストレスを感じない

会社の近くに住むことでもう一つ大きいのは、電車通勤をしなくなったことで余計なストレスがなくなったことです。満員電車は人混みはもちろんのこと、電車の時間も気にすることもなくなくなりました。

目の前で咳をする人、電車に並んでいる列に割り込みをしてくる人、電車の中で大声で電話をする人。一つひとつは些細なことかもしれませんが、電車通勤がなくなってからいかに他人からストレスを感じさせられていたかがわかります。

まれに日付が変わるくらいまでオフィスでにいることがあるのですが、引っ越す前のころは、疲れているのにこれから満員電車に揺られて帰るのか、と考えるだけでグッタリしてしまっていました。

今では退社して10分後には家にいることができるので、余計な疲れを貯めることもなくなりました。

お腹が弱くても大丈夫

僕は小さい頃からどうもお腹が弱く、日々自分の体質に悩まされてきました。一度医者に見てもらったことがありますが、どうやら過敏性腸症候群というものらしいです。何か不安を感じたりするとお腹を下してしまうという一種の病気で、高校生の頃の定期試験のときはかなり厳しかったのを覚えています。ちなみにこの病気は男性には意外と多いものらしいです。

大人になっていくらかマシになりましたが、それでもたまに通勤中の電車内などでお腹の調子が悪くなることがたまにありました。その都度途中下車をし、駅のトイレを探すことに苦労していました。

電車を通勤に使うことがなくなった今では、遅刻するかもしれないという不安なども全くなくなり、お腹の心配をすることがなくなりました。何より、通勤時間が8分になったことでお腹を下すかもしれない、電車が駅に着くまでトイレに行けないという不安から開放されたという安心は非常に大きいです。

風邪をもらうリスクが減る

電車に乗らなくなったことによるもう一つのメリットは、電車内で不特定多数の人と密閉された空間を共にするということがなくなり、風邪を移されるリスクも減ったことです。

社会人になると体調管理も一つの仕事といってもいいくらい重要なものです。クライアントに訪問する営業職はもちろんのこと、社内だけで仕事をしている人でも体調を崩すことは他人に迷惑をかけたり、チーム全体のペースを乱すことになります。

満員電車の電車通勤は日常生活の中で他人から菌をもらう可能性が最も高いと言ってもおかしくありません。近くにいる人の咳などはもちろん、手すりやつり革についた菌など、電車内には他人から風邪を移されるポイントは多く存在します。

特に冬は、インフルエンザやノロといった強烈なウイルスを持っている人が少なからずいるでしょう。

もちろん可能性が減るだけで、日頃から健康に気をつけて免疫力をつけていれば何の問題も無いかもしれません。私自身特に潔癖症などというわけではないですが、あくまで可能性の話で、体調を崩すリスクがあるのならばできるだけ避けるべきです。

仕事後に予定が会っても一度家に帰ることができる

仕事の後に予定があったとしても、一度家に帰って一息つくことができるようになりました。

仕事の後に予定がある場合、普通その予定の分の準備して出社しなければなりません。しかし、オフィスから徒歩圏内に自宅があれば、予定の前に仕事用のバッグを家に置いたりスーツから私服に着替えたりすることができます。僕は余計な荷物を持つ必要がなくなることで、フットワークが軽くなった気がします。気軽にイベントに参加するようになり、以前より友達のと会う回数もふえまいた。

また、夏であれば軽くシャワーを浴びてリフレッシュしてから出かけることもできるのもいいかもしれませんね。

会社の近くに住むデメリット

もちろんメリットだけではありません。しっかりとデメリットについても把握しています。

家賃が高い

僕のオフィスがあるのは山手線沿線の南側で、そこにあるオフィスから徒歩8分のところに住むとなればもちろん家賃も高くなります。間取りは1Kの家賃は十数万なので決して安くはありません。

東京の中でも都心から一時間かければ、同じ間取りで7〜8万で借りられるところはいくらでもあります。

しかし、僕が働いている会社は半径3キロ圏内であれば家賃手当がでるため、実はそれほど大きな負担にはなりません。

やはり住めるのであればオフィスの近くに住むべき

生活の大半を占める仕事をする場所であるオフィスの近くに住むことで、これまで無駄にしていた時間を有効に使えるようになりました。充実した時間を作り出せるのであれば家賃の高さなど大したことではありません。

また、余計なストレスから開放されることで思考が研ぎ澄まされ、仕事に集中できるようになったようにも思います。人は日々の生活の中で知らぬ間に周りの環境に思考を邪魔され、考えることを阻害されているのかもしれません。ザッカーバーグやジョブズが毎日同じ服を着るのと同じように、余計な考えはできるだけ減らしたほうがいいのです。

もちろん家族がいたり、家を購入している人にはなかなか難しいかもしれません。しかし、もしあなたが引っ越しを考えていて、自由に場所を決められるのであれば、ぜひオフィスの近くに、それも徒歩圏内に引っ越すことをオススメします。

元々ただ遠いからという理由で思い切ってオフィスの徒歩圏内に引っ越すことを決めましたが、予想以上に生活にプラスの影響を与える結果となりました。

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