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2016年3月13日更新

月一で出張に行く僕がオススメする、失敗しないスーツケースの選び方。サイズから耐久性、機動性まで。

スーツケースの選び方は人によって様々です。デザイン性、機能性、サイズなど、様々な基準の中から最適なスーツケースを選びたいものです。ここではこれまでの経験から自分にあったスーツケースの選び方とおすすめのスーツケースを紹介します。

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スーツケース

スーツケースの選び方は人それぞれ

スーツケースはサイズも様々、メーカーもたくさん、種類も豊富、機能もバラバラと選ぶポイントが無数にあります。その上、一つ数万円もする大きな買い物のためちゃんとした選び方は知っておきたいものです。

僕は学生時代にはバックパッカーとして、社会人になってからは出張で合計30ヶ国ほど回り、同時にスーツケースもいくつか使ってきました。最初は家にあった大きめのサムソナイト、もっと小回りが効くものがいいと買い換えたkarrimorのキャリーケース、出張に行くようになって買ったリモワなどなど、その都度自分にはどのスーツケースが適切かを考え買い換えてきました。

今回はこれまでの僕のノウハウを踏まえて、自分にとって最適なスーツケースとは何か、その選び方をご紹介します。

選び方1:自分の荷物の量はどれくらい?

まずはこれです。もちろん目的によっても荷物の量は変わってきますが、自分がどういったシチュエーションでスーツケースを使うことが多いのかを考えましょう。それによって大きくスーツケースの選び方も変わってきます。

すべて一つのスーツケースで済ませたいという方は、大は小を兼ねるということで大きいサイズのスーツケースを買うしかありませんが、小さい方が便利な場合もあります。

大きめのスーツケース

大きめのスーツケースの特徴はもちろん容量が大きいことです。長期の海外旅行や転勤などで一度にたくさんの荷物を持っていく必要がある場合に重宝します。

また家族で旅行に行くことが多い人はスーツケース一つで済ませたり、子供の衣類などを入れることがあるため大きいサイズの方がいいでしょう。

当然ですが、サイズが大きいほど持ち運びが大変になります。女性であまり力に自身のない人はそこまで大きいサイズを選ばない方が無難です。

小さめのスーツケース

国内旅行や2、3日の旅行が多い人、ビジネスの出張であれば荷物もそこまで多くないため小さめのスーツケースがオススメです。日帰り旅行でも気軽に持ち運べるのが特徴で、歩きまわる時もそこまでじゃまになりません。

サイズの目安

  • 30〜50L:2〜3泊の旅行、日帰り旅行、短期の出張など
  • 50〜60L:3〜5泊の旅行、短期の海外旅行など。一番使いやすいサイズ
  • 60〜90L:5〜10泊の旅行や荷物を多めに持っていく必要がある場合
  • 90L〜:留学、海外転勤、家族旅行など、多めの荷物や複数人分の荷物を入れる場合

人によって最適なスーツケースはことなります。自分の中でも選ぶ軸というのを考えましょう。

選び方2:機内持ち込みできるかどうか?

飛行機内

スーツケースの選び方の基準として、「機内持ち込みできるかどうか」というのは非常に大きなポイントです。飛行機を使った旅行はあまりしない、という人には関係のない話ですが、海外旅行が多い、出張が多い、という人にとってはかなり変わってきます。

まず機内持ち込み可能なサイズは?

機内持ち込みには一定の条件があり、航空会社によって若干異なりますが基本は以下のとおりです。

  • 100席以上の国内線
  • 国際線
  • 縦横奥行き3辺合計115cm以内で、国内線は各辺が55cm×45cm×25cm以内
  • 重さ10kg

自分の持っているスーツケースのサイズがわからない人は、空港に持込可能サイズかを測れるところがあるので調べてみましょう。またスーツケースを買うときには、店頭でもwebサイトでも機内持ち込み可能か否かが明記してあるはずです。

注意点としてはLCCを使うときです。LCCの機内持ち込みのルールは、重さも7kgまでのところもあれば10kgのところ、そもそも手荷物は一つしか持ち込めないなど、各航空会社によってまちまちです。チェックイン直前で荷物を入れ替えたりすることのないようにあらかじめ乗るLCCのルールをチェックしておきましょう。

そして機内持ち込みできるスーツケースを選ぶ理由としてさらに以下の3つのポイントがあります。

スーツケースが壊れにくい

実は目に見えないところであなたのスーツケースは粗雑に扱われています。カウンターで預ける時こそ丁寧に見えますが、荷物の積み下ろしの際は放り投げられるほど雑です。

特に途上国の空港ともなればかなり雑な作業が行われているのも事実で、よくスーツケースにスレやキズが付いた状態でターンテーブルに流れてきます。もちろんそのためにスーツケースも頑丈な作りになっているのですが、やはり回数を重ねるごとに壊れるリスクも高まります。

僕は以前フレーム式のスーツケース(開く部分がチャックではなくバチっと締めるタイプのもの)を使っていましたが、ある日旅行を終えて開こうとするとロック部分がずれていて開かなくなってしまい無理やり壊して中身を取り出したという経験があります。

高い買い物だから長く使いたいという人には機内持ち込みできるスーツケースはおすすめです。

時間を節約できる

飛行機でスーツケースを預けたことがある人ならわかると思いますが、飛行機を降りてからスーツケースの受取にかなり時間がかかることがあります。飛行機を降りてから急いだのに、結局荷物の受取でかなり待つことになった、なんて経験は無いでしょうか?

普通の旅行ならまだしも、ビジネスの出張となるとできるだけ多くの時間を確保したいものです。僕も最初は少しくらい待ってもいいかなと考えていましたが、空港によってはなかなか荷物が出てこなかったり、予想以上に時間がかかり人を待たせてしまうことになったりして、今では普通の旅行でも全て機内持ち込みするようにしています。

また、海外で経由便などを利用する場合は次のフライトまでの時間があまりないこともあります。その場合、飛行機から降りてできるだけ早く移動できるように機内持ち込みにすべきです。

ロストバゲージを防ぐ

海外を飛び回る仕事をしていたり、旅行で何度も飛行機を使っていると、ロストバゲージに会うことがあります。ロストバゲージとはその名の通り預けた荷物の行方がわからなくなってしまうことで、目的地についてターンテーブルで荷物を待っていても永遠に自分の荷物が出てきません。

他の飛行機の貨物にまぎれてしまったり、出発地に置きっぱなしになってしまったりと、その原因は様々ですが、トランジットを含むフライトや途上国の航空会社の場合、意外と起こりうるトラブルです。

私はロストバゲージにあった経験はありませんが、アフリカに旅行した友達がいざ現地に降り立った時は手荷物だけになってしまった、なんて話はたまに耳にします。

選び方3:機能的かどうか?

機能的なスーツケース

最後に一番重要なスーツケース自体の機能についてです。旅に使うスーツケースたるもの、機能性についてどんな場合でも無視できません。

キャスターは二輪か四輪か

スーツケースのキャスターには二輪のものと四輪のものがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。

二輪キャスターの特徴は以下のとおりです。

  • 小さめのスーツケース、ソフトキャリーケースに多い
  • ◯:キャスターが壊れにくい
  • ◯:不安定な場所でも自立できる
  • ◯:キャスターが少ない分収納量が多くなる
  • ✕:重いと動かすのに力がいる
  • ✕:小回りが効きにくい

まず二輪キャスターは比較的キャスターが頑丈で壊れにくいです。これはキャスターが2つ平行に固定されているため、凹凸のある道でもキャスターに負担がかかりにくいからです。もちろん二輪のため、移動させるときにはスーツケース自体を傾ける必要がありますが、その分電車内などの揺れがある場所や斜めになっている場所で転がってしまうことなく自立することができるので便利です。空港への行き帰りの電車内などでスーツケースが止まってくれなくて困ったことはありませんか?また、二輪タイプのほうがキャスターの回転がスムーズで時間がなく急いでいる時でもストレスなく持ち運べます。

そして、二輪キャスターはスーツケースの片方にしかキャスターがついていないため、反対側を収納スペースとして確保してあるのも特徴です。四輪キャスターの場合、キャスター部分だけで幅を取ってしまい収納量が二輪に比べると減ってしまいます。

四輪キャスターの特徴

  • 大きめのスーツケースに多い
  • ◯:垂直のまま転がすことができる
  • ◯:小回りが効く
  • ✕:不安定な場所で転がってしまう。
  • ✕:凹凸の多い道だと転がしにくく、音も大きいい

四輪キャスターの特徴はやはりその小回りの良さにあります。地面と垂直に立てたまま前後左右に動かすことができるので多少荷物が重くても簡単に動かすことができます。

仕切り、小物を入れるポケットが付いているか

普通スーツケースだと両側に開くことのできる大きなケースという感じですが、やはり仕切りや複数の収納場所があるとたくさんの荷物をいれるときに便利です。スーツケースというだけあってスーツをしっかりと収納する、また移動中にサッと必要なものを取り出したり、突然の雨に備えて折りたたみ傘を入れたりと、その用途は様々です。

小さなポケットは主に小さめのスーツケース、ソフトケースについていることが多いです。

TSAロックシステム

グアムやハワイを含む主にアメリカへ旅行するときにはこのロックがあると安心です。TSA(Travel Sentry Certified)ロックとはアメリカ運輸保安局によって認可されたロックシステムのことで、通常アメリカへ渡航する際は危険物確認の目的からスーツケースに鍵を掛けてはいけないことになっていますが、このTSAロックがあればアメリカの空港職員はTSAロック専用のツールでロックを解除することができるため鍵をかけたまま預けることが可能になります。

雨に濡れても大丈夫か

旅先の移動中に雨が降ってきた場合、傘をさしてもスーツケースまでカバーするのは難しいですよね。スーツケース自体が雨に強い仕様であればそんな時でもガシガシ使うことができます。

雨に強いか弱いかを見るポイントとしては、

  • 素材がハードケースかソフトケースか
  • 閉じる方法がチャックかフレームか

の2つがあります。

スーツケースの素材がハードケースなら問題ありませんが、ナイロンなどのソフトケースの場合、大雨に降られると中まで水が浸透してしまうことがあります。まあ最近の素材はある程度の防水加工がされているので、よっぽの大雨でもない限りは問題はありません。

また、スーツケースのあけ方がチャックだと、その接続部分から水が入り込んでしまうリスクもあります。少し値段の高いリモワなどのスーツケースであればチャックそのものに防水加工がされている場合もあるのでその点も見てから判断しましょう。

用途別、おすすめスーツケース

これまで見てきたように、人によってスーツケースの選び方は様々です。以上のポイントを踏まえて、用途別におすすめのスーツケースをご紹介します。

一週間程度の海外旅行をする人向け

始めての海外旅行でスーツケース選びからという方にはやはり一般的なスーツケースをオススメします。

サイズは荷物の量で変わってきますが、やはりリモワやサムソナイトといった有名メーカーのスーツケースは性能がよく壊れにくいです。安かろう悪かろうでは旅も満足できません。リモワは見た目のスタイリッシュで軽くて頑丈と、その人気の理由も納得できますね。

オススメはリモワのNEO KEEPR。「なんだリモワかよ」と思わないでください。有名なスーツケースには有名になり得る理由があるんです。

様々なサイズがあり、最大87L、カラーも5色、四輪で小回りもOK、TSAロック付き、そしてなんと保証も5年付いているので頻繁に飛び回るジェットセッターの人もオススです。1週間程度の海外旅行に行くという人なら67LのLLサイズがおすすめです。さすがに87Lは大きすぎかと。

機能性重視!ビジネスに最適なのはコレ

旅慣れたビジネスマンにオススメしたいのはやはり機能性を重視したものです。

ゼロハリバートンのPRF II Trolleyは国際線持ち込み可、二輪キャスター、タブレット収納ポケット、そしてナイロンだからこそ可能な収納容量が拡張タイプというまさに機能性を重視したアクティブな旅人に最適なスーツケースです。僕も現在メインのスーツケースはこれを使っていて、ビジネスでもプライベートでもガシガシ使っています。

もう一つオススメなのが、プロテカという日本のメーカーが出しているマックスパスエイチというスーツケースです。四輪キャスターながらも容量はこのサイズとしては十分の40L、もちろん国際線持ち込みも可能、フロントオープンポケット、TSAロック付きという素晴らしい性能のスーツケースです。僕も次はこれにしようかと考え中です。

頻繁には使用しないので買う必要がないという人は

スーツケースを買うつもりだったけど意外と高いしそこまで頻繁には使わない、という人にはレンタルという手もあります。

DMMがやっているスーツケースレンタルでは、上でも紹介しているリモワやスーツケースの老舗ブランドのサムソナイトなど、種類も豊富で価格も2000円代からレンタルすることができ、いきなり誘われた海外旅行のときなどに非常に役立ちます。

もちろんレンタルだからといって性能が落ちるわではなく、TSAロック付きのスーツケースなど使い勝手のいいスーツケースもたくさんあるようです。

最後に

自分にあったスーツケースの選び方を考えてきましたがいかがでしたでしょうか?

スーツケースは値段によって如実のその使いやすさや耐久性が変わってくるものです。良いスーツケースとなると結構な額になってしまいますが、その分長く使うことができ、旅の回数を重ねるごと空港で貼られるシールも増え、パートナーとして愛着が湧いてくるのも事実です。

もう一度言いますが安かろう悪かろうでは意味がありません。少しお金をケチったことで一生の思い出となる旅行が台無しになっては本末転倒です。何年かに一度の大きな買い物、上記のスーツケースを選ぶポイントを踏まえ、後悔のないようにスーツケースを選びましょう。

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